ちはやふると競技人口増加の関係についての考察7
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最終更新日:2017/01/02
執筆者:華郷(@ka_kyo)
7.高校選手権の参加者増加
毎年7月に滋賀県大津市で開催されている高校選手権の参加人数の推移についてもまとめた。
7.1.総参加人数の推移
図7に示すのは全体の参加人数の推移である。新春大会との比較を行った。新春大会は2009年度から増加が始まっているのに対し、2010年度の増加が始まっている。これは高校選手権のほうが半年早く開催されていることが影響していると思われる。高校生の人数増加が全体の人数増加とほぼ同じ傾向を示していることも確認できた。
図7 合計参加者数の推移(高校選手権と新春大会との比較
7.2.参加級別人数の推移
図8に示すのは級別の参加人数である。前頁の図6の新春大会と比べてD級の参加人数が特に増加していることがわかる。図6の新春大会ではA級も微増しているのに対し、A級はほとんど増加していない。高校生の競技者が増えても高校生A級が増えているわけではないことを示している。つまり、高校生から始めた競技者でも高校生のうちにA級になる選手はそれほど増えておらず、大学生になってからA級になる選手が多いということだろう。またB、C級の顕著な人数増加はD級よりも少し遅い。
図8 高校選手権の各級別参加者推移
(再掲)図6 新春大会の各級別参加者推移
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参考・引用文献一覧
初稿:2017/01/02