ちはやふると競技人口増加の関係についての考察5
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最終更新日:2016/12/25
執筆者:華郷(@ka_kyo)
5.競技の継続率
ここまでの正会員数の増加と段位取得者数を見て気づくことがある。段位を取得したら会員となるというのは一般的な流れてあるが、初段取得者数に比べて会員の増加数が少ない。2005-2008年の会員数はほぼ横ばいである。また、2008年以降の初段取得者数は約4500人にもかかわらず、2008年からの会員増加数は約1300人と1/3以下である。これは、新たに競技を始めた人がいる一方で、進学、就職等の理由で競技から離れて会員登録を辞した人がいることを示している。次式により「登録継続率」を定義した。(会員数が年度当初なのか昇段による中途登録を含むのかが不明なため、合っているのかよくわかりませんが・・・。)
(登録継続率)=(当該年度会員数)/{(前年度会員数)+(初段取得者数)}
図4に2006-2015年度の登録継続率を示す。毎年10~15%の会員が次年度に登録をやめていることがわかる。また、連載開始の影響による変化は見られない。
図4 2006-2015年度の登録継続率
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参考・引用文献一覧
初稿:2016/12/25